井草八幡宮は善福寺川を見下ろす台地のはずれに鎮座しています。青梅街道と早稲田通りの交差点付近に建つ朱い灯籠と鳥居が目印です。善福寺川の水源である善福寺池からは歩いて5分ほど。
奥州征伐に向かう源頼朝が戦勝祈願に立ち寄ったたとされ、「手植えの松」がありましたが枯れてしまいました。現在は二代目の松が植えられています。室町時代には、豊島氏征伐に向かう太田道灌が戦勝祈願をしたと伝えられています。
初詣の賑わいはもとより、毎年秋の「例大祭」には200軒以上の夜店が並びます。3年にいちどの時代行列「神幸祭」、5年にいちどの流鏑馬も盛大に行われます。
上井草商店街周辺に古くから住む住民の多くもまた井草八幡宮の氏子です。